センテンス・ダイアグラム

投稿日時:2024/09/06 13:51


私が、小学6年生でアメリカに行ったばかりの頃。
英語は全く話せなく、アルファベットの基本的な音すら知らなかった。
両親は、家庭教師の先生をつけてくれて、先生はいろいろ説明してくれるのだが、英語なので何を言っているのかさっぱり分からなかった。
しかし、不思議なことに、半年もした頃なんとなく話せるようになっていた。
もちろん、今の私から見たら大したレベルではない。それでも、意思表示くらいはできるようになり、学校に行くのも楽しくなっていた。

そんな頃に出会ったのがセンテンス・ダイアグラム。
英語の文法の時間に運命の出会いがあったのだ!
現地校なので、先生は当然、全てを英語で説明する。しかし、文法を図式化して説明してくれたので直感的に理解できた。

センテンス・ダイアグラムとの出会いをきっかけに、私は他の教科の宿題もこなせるようになっていった。
(センテンス・ダイアグラムに出会っていなかったら、落ちこぼれていたかもしれない。。。)

センテンス・ダイアグラムに出会って以来、英文を分析するのが好きになった。
分かりやすく言うなら、数独にハマる人の気分だと思う。

英検準2級の英作文で出てくる文を分析したものがこれだ。



どんな文も正しく図式化することができれば、読んだ時に正しく解釈することができる。
私にとっては魔法のツールだった。いや、今でも!

私の個人レッスンでは、英検3級以上の場合は、このセンテンス・ダイアグラムを使って文法を説明することがある。例えば、不定詞や動名詞なんかは、センテンス・ダイアグラムにできるかできないかで、本当に理解できたかを判断することができる。
そう、アメリカの現地校でたっぷり三ヶ月かけて先生が説明していたのも、この不定詞と動名詞だった。アメリカ人だって、たっぷり三ヶ月かけて不定詞と動名詞を勉強するんだ。そりゃ、日本人が不定詞と動名詞をきちんと理解して使いこなすなんて、簡単な訳がない。

今後、このブログで少しずつ、センテンス・ダイアグラムの魅力を紹介していこうと思う。

ついでに。。。