悲しみのあまり笑顔を失った「ヘンゼル」
ヘンゼルの妹「グレーテル」
青い鳥「ベラ」魔女の家来
狼の「アルフ」魔女の家来
歌の大好きな「ローズィー」
ローズィーの妹「リリー」
森の奥に住む「魔女」
魔女の木になる不思議な果実「Painkiller」
1、ヘンゼルとグレーテルは2年前に母親を亡くし、それ以来、父親と3人で森の近くの小さな家に住んでいました。子供達は母親を亡くした悲しみから笑うことが出来なくなり、父親は子供達になんとか笑顔を取り戻して欲しいと願っていました。
父親は町に出かける用があり、2人に庭で苺を摘むように言います。
2、ヘンゼルとグレーテルが庭で苺を摘んでいると、お母さんの作ってくれた苺パイや苺ジャムが思い出され、お母さんに会いたくなってしまいました。そこへ、食いしん坊のカラス軍団がやってきて、庭の苺を全部食べてしまいます。「どうしよう!」と困っていると、青い鳥(ベラ)がやってきて、森に行けば苺をたくさん収穫できると教えてくれます。父親から、「幽霊がでる森」に入ることを禁じられていましたが、鳥達に「それはただの噂!信じちゃ駄目」といわれ、森に入って行きます。
3、森の奥には、魔女が住んでいました。魔女は、あらゆる痛みを取り除いてくれる「Painkiller」の実をつける木を大切に育てていました。
4、魔女は、家来の青い鳥(ベラ)と狼(アルフ)を呼びます。もたもたして到着が遅れたアルフは、レーザービームでお仕置きされてしまいます。目の悪い魔女に代わって、ベラが双眼鏡で見渡すと、2人の女の子が見えます。魔女は、その2人も森に誘き入れるよう命じます。
5、ローズィーとリリーは、歌が大好きな女の子達です。病気のおばあちゃんに会いに行き、おばあちゃんが元気になるような歌を届けることになっていました。
6、ローズィーとリリーが歩いていると狼(アルフ)に声をかけられます。「病気のお婆ちゃん家に行くのよ」と言うと、お見舞いの花を忘れていることを指摘されます。そこへ、青い鳥(ベラ)とカラスがやってきて、「病気のおばあちゃんにお花を用意していないなんて、そりゃ酷い!」と追い打ちをかけます。アルフ達は、森にいって花を摘むようにすすめます。2人は「幽霊の出る森」に入ることを禁じられていましたが、アルフ達に「そんなのはただの噂!」と言われ、森に入って行きます。
7、森では、ヘンゼルとグレーテルが苺を、ローズィーとリリーが花を摘んでいます。ヘンゼルとグレーテルは、カゴが苺で一杯になったので家に帰ろうとすると、なんと小道がなくなっているではありませんか。ローズィーとリリーもおばあちゃん家に向けて出発しようとすると、やはり小道が消えています。なんと、この森の木は移動するため、入った人は皆迷子になってしまうのです。子供達は、同じところをグルグルと回っているだけで、どこにも行き着くことができません。森はだんだんと暗くなり、薄気味悪くなってきました。
すると、なにやら鋭い叫び声が聞こえてきました。ヘンゼルとローズィーは、妹達に「なんてことはない、コウモリだよ」と言います。そして、グレーテルとリリーが恐る恐る辺りを見回すと、なんとお菓子の家がたっているではありませんか。
8、お腹がすいている子供達は、お菓子の家からクッキーを剥がしてボリボリとかじり始めます。しばらくすると、ヘンゼルはローズィーと、グレーテルはリリーとゴッチンコ。最初はビックリして声をあげますが、お互いに人間の子供であることを確認するとホッとして自己紹介をします。
ホッとしたのも束の間、「ギー」っと音を立ててお菓子の家の扉が開き、魔女とベラ、アルフが出てきます。魔女が「私の家を齧っているのは誰だい?」と言うと、子供達は一斉に隠れようとします。アルフとベラが、「いいんだよ。きっとお腹がすいているに違いない」と言って 家に招き入れます。
9、さて、魔女は何を御馳走してくれたのでしょうか?あの「Painkiller」の実です。ヘンゼルとグレーテルには、Painkillerの実がとても美味しく感じられました。一方のローズィーとリリーには、酷く不味く感じられました。すると魔女は、ローズィーとリリーを檻に入れるよう、アルフとベラに命じます。
10、ローズィーとリリーを檻に連れて行きながら、ベラは二人に「可哀想だけど、あなた達を監禁しなければならないの」と言います。二人は訳がわかりません。酷く不味いPainkillerの実を「不味い」と言っただけなのに。しかも、あんな不味い実を美味しいと言ったヘンゼルとグレーテルが理解できません。すると、ベラとアルフが教えてくれました。痛みを抱えている人には美味しく感じられるのだと。ヘンゼルとグレーテルは、母親を亡くした悲しみを乗り越えることが出来ていないため、心に痛みを抱えており、美味しく感じたのです。
11、Painkillerの実を食べてすっかり気分が良くなったヘンゼルとグレーテルに、魔女は「もっと食べるかい?」といって、2人にPainkillerの実をすすめています。そんな様子をみて、ベラとアルフが悲しそうに話しています。「そのうち、Painkillerの実が2人の記憶をすべて消し去ってしまう。間もなく二人は腐って溶けてしまい、しまいには、魔女の木の肥料にされてしまう」と。その会話が聞こえてしまったローズィーとリリーは、こりゃ大変とばかりに慌てます。「二人がこれ以上Painkillerの実を食べないように止めなくちゃ!」
12、ローズィーとリリーは、ベラに「お願いをきいて欲しいの」と懇願します。ベラは魔女のお仕置きを恐れ、「いや!」と断っていたのですが、二人に何度もお願いされ、とうとう頼みをきくことにします。
13、ベラとアルフは、ローズィーとリリーが閉じ込められている檻に、ヘンゼルとグレーテルを連れて行きます。子供達は手をとりあい、お互いに元気でいることを確認して喜び合います。すると、ローズィーとリリーはヘンゼルとグレーテルに、「一曲歌わせて欲しいの」といって、「You Are Not Alone」を歌います。ヘンゼルとグレーテルは、この歌に救われます。心の中に母親がいることを感じ、安らぎを取り戻したのです。
14、魔女が、ヘンゼルとグレーテルにPainkillerの実を食べさせていると、それまで「美味しい」といってはずの二人が、「うえっ!まずい!」といって吐き出します。二人とも驚いて「一体、どういうこと?」と叫びます。魔女は、即座にベラとアルフを呼びつけ、ヘンゼルとグレーテルも監禁するよう命じます。
15、事情を知った魔女は、ベラにお仕置きします。「もうしませんから!」と叫ぶベラですが、魔女は構わず得意のレーザービームでビリビリとベラに苦痛を与えます。ベラは痛みのあまり、立ち上がることもできません。
16、魔女が檻に子供達を閉じ込めているのには理由がありました。子供達がまるまると太るのを待って、スープにしてしまおうとしていたのです。スープの半分は魔女が食べ、残りの半分は大事な木の肥料にするのです。目が良くない魔女は、子供達に指を突き出させ、その指を触って太り具合を確認します。ですが子供達は、指の代わりに小さな鶏の骨を差し出し、魔女に「まだ痩せっぽちじゃない!」と思わせることに成功します。
17、魔女をうまく騙すことができて大喜びの子供達。ですが、ローズィーだけは「ずっと騙し続けるなんて無理よ」と冷静に言います。魔女に食べられないようにする方法を考えなくてはなりません。すると、アルフが「思いついた!」といって、皆を集めます。
18、魔女が「何で斧が必要なのよ!」と言いながら、斧を持って家から出てきます。するとベラが、鹿がPainkillerの実を食べようとしていると言います。魔女「鹿なんていないじゃない!」 アルフ「あそこ!」 魔女「どこ?」 ベラ「後ろ!」 魔女は振り返って闇雲に斧を振り回します。アルフはさも惜しそうに「あとちょっとだったのにな〜!」すかさずベラが「目の前!」と叫ぶと、魔女は誤って大事な木に斧を振り下ろしてしまいます。魔女は「ああ!私の大事な木!」と叫び、斧を投げ出して木に駆け寄ります。その斧をアルフが拾い上げると、魔女はギロリとアルフを睨みつけ「何か企んでるな」といいます。魔女が斧を手放すように命じてもアルフは斧を握ったままです。すると魔女はアルフに向けて得意のレーザービームでビリビリ。アルフはたまらず斧を落とします。その斧をサッと拾った魔女に向かって、ベラが闘いを挑むと宣言。魔女はチャンチャラ可笑しいと大笑い、そして「受けて立つわ!」と言います。
子供達も参戦して、激しい闘いが繰り広げられた結果、斧を手にしたヘンゼルが木を切ることで魔女をやっつけることに成功します。
19、こうして、ヘンゼルとグレーテルは父親の待つ家に、ローズィーとリリーはおばあちゃん家に帰れることになりました。森で迷うことがないよう、ベラがヘンゼルとグレーテルを家まで送り、アルフがロージーとリリーをおばあちゃん家まで送ることになりました。「お互いにまた会おうね」と約束して。
8/2の発表会では、このお菓子の家が登場します!!!
どんな家ができるかな?
みんなで協力して一つの大きな作品を作るって楽しいね!
端っこの方を塗るのは大変だ!
チョコレートクッキーにピンクのアイシングでハートを描いています。
しゃがみこんだり、伸び上がったり、場所を入れ替わったり、体力を使います。
集中力マックス。いろんな体勢になって描き続けます。
好きな色をぺたぺた。楽しそうですね〜
おやおや、家から顔を出しているのは誰かな〜?
戸を開けて、家に入ってみよう!
完成間際になると、みんな口々に台詞を叫んでいました。
Gingerbread Houseの完成です!やった〜!!
(すみません、ネタバレとなるためURLは削除させて頂きました。)
先月はインフルエンザが横行したため欠席が多く、全員が揃うことが一回もありませんでした。動画では、3名が欠席。(動画で、私が子供達に混じって歌っているのはそのためであり、本番で私が登場することはありません。)今月も引き続き前半までの通し稽古を継続する予定です。
しかし、そうはいっても新曲も覚えていかなくてはなりませんので、並行して新曲や新しい台詞をいれていきます。そして普段行っている基礎トレーニングも再開することになります。
今度の発表会でも、多くの方に楽しんで観て頂けるよう、皆で頑張って練習を重ねて行きます!
皆、応援よろしくね!!!